INDUSTRIAL
GASES

産業用ガス

PRODUCT LIST
商品一覧
酸素
溶接や溶断、鉄鋼製造における炉の炊き込みなど、強力な酸化作用を利用して主に燃焼を補助する助燃材として使用されます。
そのほか、鮮魚を提供するために欠かせない生け簀への供給用や、ロケットエンジンの推進剤(燃料)としても使用されています。
窒素
半導体やガラスの製造など常温で化学的に不活性という特性を活かした様々な用途で使用されます。そのほか、お菓子など袋詰めされた食料品の酸化防止剤や、空気の代わりに自動車のタイヤに充填するなど、身近なところにも広く使用されています。
また、液化状態での超低温(マイナス196℃)特性を利用して、機械設備や爆発物など様々なものを冷却するために使用されます。
現在では、その技術で動植物の生体組織の冷凍保存や生鮮食品の急速冷凍などで応用され、暮らしをより豊かなものにしています。
アルゴン
希ガスに分類される他の物質と全く反応しない特性を活かし、アーク溶接時のシールドガスとして使用され、酸化を防ぐとともに溶接面を美しく保つ役割を果たしています。
またステンレスなどの特殊鋼の精錬や、チタンやシリコンの製錬時の雰囲気ガス(特定の化学反応が空気の影響を受けてしまうときに空気を遮断するために置き換えられるガスのこと)として使用されます。
そのほか、断熱材として電球やペアガラスなどにも使用されています。
炭酸
アーク溶接のシールドガスとして、溶接現場では広く一般的に使用されています。また、溶接時のスラグ(酸素と反応してできる不純物のかたまり)が発生しないことで効率的に作業ができることも炭酸を使用したアーク溶接の特徴です。
そのほかでは、農業での促成栽培や、冷凍機などに使用される(代替)フロンに替わる環境面に配慮した冷媒として注目されています。
アセチレン
酸素と反応(燃焼)させることで超高温になることから、ガス溶接や建設現場などでの鋼材切断に昔から広く使用されています。また坑内作業に使用するカンテラ(ランプ)やバーナーなど炎を発生させる器具の燃料としても使用されます。
浸炭と呼ばれる金属の耐摩耗性を向上させる加工の際にも使用されます。
水素
製造分野では石油精製やアンモニアなどの化学原料からガラスなどの工業製品、さらには食料品に至るまで様々に使用されています。また、現在でもスペースシャトルや水素自動車の燃料として使用されていますが、燃焼時に水しか発生しない次世代のクリーンエネルギーとして研究開発が進められており、今後はさらに需要が高まっていくと考えられています。
ヘリウム
アルゴン同様希ガスに分類される完全な不活性ガスで、空気よりも軽く安全なため風船に使用されているのは馴染み深いですし、吸引すると声が変わるのでパーティーグッズとして販売されているのはとても有名です。
しかし、ヘリウムは産業用にも様々使用されており、光ファイバー製造にはガラス焼成時の雰囲気ガスとして、半導体製造には冷却用ガスとして使用されています。
またガスの中でも特に沸点が低い(マイナス269℃)ため、この特性を活かしてロケットエンジンの推進剤に使用される液体酸素と液体水素に圧力をかけて押し出す役割があるなど幅広い用途で使用されています。
アンモニア
アンモニアを化学変化させて作る硫酸アンモニウムは窒素系化学肥料として農作物の栽培には欠かすことができません。さらに人工衛星や宇宙開発用機器の冷媒、金属表面処理の補助用ガスや銀メッキの還元剤としても使用されています。
また最近では、燃焼しても二酸化炭素を発生しない性質を利用し、石炭や天然ガスに替わる火力発電の燃料としての期待が高まっています。
プロパン
一般的には調理器具や給湯器、ガスエアコンなどの家庭用熱源やタクシーなどの輸送車両の燃料としても使用されていて、暮らしに密接な関わりをもっています。
私たちが取扱うプロパンガスは、工業用途に限定されますが、陶磁器やセラミックの焼成、食品乾燥や金属溶解などの加工、さらには発電所での熱源と、様々な現場へ提供しています。
亜酸化窒素
酸素と同じ助燃性のガスで、熱分解により空気以上の高い酸素比率を作り出せるためエンジン燃焼効率を上げるブースト用としてレースカーなどに使用されます。また、レストランなどでは、食材をムース状に加工するエスプーマと呼ばれる調理法にも使用されています。
圧縮空気
漏電や放電が火災や爆発などの災害を引き起こす可能性が高い工場での電気に代わる動力や、鉄道や大型貨物自動車などのエアブレーキの動力源など、また、吹き付けることによりゴミや埃などの付着物を取り除くための洗浄用としても使用されています。
スキューバーダイビングの時など、もちろん呼吸用でも使用されます。
アルゴン+酸素
金属の溶接時に空気の接触による化学反応を防ぐ為のシールド用として利用されます。溶接工法の一つのMIG(ミグ)溶接に用いられるガスになります。アークを安定させ、溶接時に出てきますスパッタを低減し溶接効率向上を目的として、主な用途としましてステンレス、アルミの溶接に使われております。
アルゴン+炭酸
アルゴン+酸素と同じように金属の溶接時に空気の接触による化学反応を防ぐ為のシールド用として利用されます。
溶接工法の一つのMAG(マグ)溶接に用いられるガスになります。
溶接用途としまして主に鉄(軟鋼)の溶接に使われ仕上がりを綺麗にする為に利用されます。
レーザーガス
光エネルギーを利用したレーザー発振器のアシストガスとして金属の切断や溶接を中心とした幅広い分野で採用され使用されております。
一例としまして、ヘリウム+窒素+炭酸という種類があります。
また、レーザー発振器用に様々な混合ガスの種類がございます。
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